M1グランプリ2024が2024年12月22日に開催されます。
M1グランプリ2023で優勝した令和ロマンがM1グランプリ2024に出場しますが、連覇はあるのでしょうか?
(令和ロマンの向かって左が髙比良くるまさん、右が松井ケムリさん)
2001年に始まり今回20回目となるM1グランプリですが、過去19回の優勝者は全て異なり、当然ながら連覇はいません。
もちろんM1グランプリは優勝者が出場できないルールはなく、現実に今回は前優勝者の令和ロマンが出場しています。
もし、令和ロマンが連覇したら、歴史的な快挙となりますね。
今回は令和ロマンが連覇する可能性について調べてみました。
その前にM1グランプリ2024の決勝進出者・M1グランプリ歴代優勝者の翌年の結果も調べましたので、紹介します。
【M1グランプリ2024】決勝に令和ロマンが進出
今年の決勝進出者を一覧にまとめました。
では今年の決勝進出者について詳しく紹介します。
(プロフィールは全員M1グランプリ2024公式サイトの情報(結成年月日の表示など)に統一)
令和ロマンはM1を連覇することができるか?
連覇のかかる令和ロマンなのですが、これまでのM1グランプリ大会で前年優勝者の結果がどうだったのか振り返り検証してみました。
2001年に始まり今回20回目となるM1グランプリですが、過去19回の優勝者は全て異なり、当然ながら連覇はいません。
もちろんM1グランプリは優勝者が出場できないルールはなく、現実に今回は前優勝者の令和ロマンが出場しています。
M1グランプリ前年優勝者の翌年の結果について
歴代優勝者と翌年の結果についてテーブルで一覧にまとめました。
年 | 優勝者 | 翌年 |
2001 | 中川家 (吉本興業) | 不参加(結成10年超) |
2002 | ますだおかだ(松竹芸能) | 不参加 |
2003 | フットボールアワー(吉本興業) | 不参加(2006は準優勝) |
2004 | アンタッチャブル(人力舎) | 不参加(結成10年超) |
2005 | ブラックマヨネーズ(吉本興業) | 不参加 |
2006 | チュートリアル(吉本興業) | 不参加 |
2007 | サンドウィッチマン(フラットファイヴ) | 不参加 |
2008 | NON STYLE(吉本興業) | 3位 |
2009 | パンクブーブー(吉本興業) | 3位 |
2010 | 笑い飯(吉本興業) | 不参加 |
2015 | トレンディエンジェル (吉本興業) | 不参加 |
2016 | 銀シャリ(吉本興業) | 不参加 |
2017 | とろサーモン(吉本興業) | 不参加(結成15年超) |
2018 | 霜降り明星(吉本興業) | 不参加 |
2019 | ミルクボーイ(吉本興業) | 不参加 |
2020 | マヂカルラブリー(吉本興業) | 不参加 |
2021 | 錦鯉(SMA) | 不参加 |
2022 | ウエストランド(タイタン) | 不参加 |
2023 | 令和ロマン(吉本興業) |
今回で24年目で20回を迎えるM-1グランプリですが、優勝者が翌年にも出場したケースは2回しかありません。
なお、2011年から2014年はM-1グランプリは実施されませんでした。
(10回を目途で一度終了しましたが、2015年に復活しました)
第1回のように結成年数の制限(当初10年、現在15年)があり、出場資格が無くなった場合もありました。
しかし、出場資格がありながら、優勝者は翌年は出場していない場合がほとんどです。
第2回優勝者ますだおかだは翌年ちょうど結成10年目で出場資格なしとされていましたが……
解釈が変わって10年目も出場可能になっても、第3回に出場しませんでした。
M-1グランプリ優勝者が翌年に出場しないのはどうしてでしょうか?
M-1グランプリが非常に過酷なコンテストであることです。
賞金1000万円は魅力ですが、優勝者総取りですので、準優勝者と雲泥の違いになること。
シード権の無い予選からの参加者は8月から12月まで長期間、戦い続けるのです。
例えば2006年優勝者のチュートリアルの徳井義実さんは「2年続けては死にますわ」と語っていました。
優勝賞金1000万円(2人で分けて500万)にまだ手をつけていない徳井義実は「フットボールアワーの悲劇を見てますんで。2年続けては死にますわ」と今年の出場を辞退した。
2007-07-18 06:00ORICON NEWSより引用
「命を削られるような緊張感」というコメントが他の芸人さんからもあります。
2023年大会でラストイヤーを迎えたヘンダーソンにインタビューしたとき、中村フーは「『M-1』の前はいつも『何でこんな仕事してんねやろう』と思うんです。命を削られるような緊張感で、正直『逃げたい』という気持ちしかないです」とそのキツさを口にしていた。また2024年大会に出場したとあるコンビは、令和ロマンについて「自分たちだったら、優勝したらもう出たくない」と語っていた。
yahoo.news2024/12/5より引用
スーパーマラドーナのYouTube「チャンピオン令和ロマン登場!M-1二連覇への本音は…」で松井ケムリさんは何度も出たくないを繰り返していました。
優勝したら1年間、他のお笑い番組に多く出演して忙しくなり、寝る時間やネタ作りする時間もなくなるというようなことも理由にあります。
【M1グランプリ2024】令和ロマンの連覇の可能性についてまとめ
令和ロマンの連覇の可能性についてまとめます。
M1グランプリ連覇は過去に誰もいませんが、史上初達成となる可能性は0ではないので、期待したいと思いました。
M1グランプリは23年間1組も連覇が無かったというと、達成不可能と感じてしまいます。
しかし、23年間で優勝者が翌年出場したのは2組で、NON STYLEとパンクブーブーだけです。
その2組とも敗者復活とはいえ決勝戦に進出し、決勝3位になりました。
また、2003年優勝のフットボールアワーは翌年こそ出場しませんでしたが、2006年に出場し準優勝しています。
M1グランプリ優勝者が再出場した場合、全3組が決勝戦に進出し、準優勝1組、3位2組の成績を残しました。
統計的には十分に連覇の可能性のある確率になります。
令和ロマンはM-1グランプリ優勝後の2024年7月に第45回ABCお笑いグランプリに出場し、優勝しました。
令和ロマンはABCお笑いグランプリに2020年から出場を続けており、2022年、2023年は2年連続で準優勝、ABEMA賞を受賞。
ちなみにM-1グランプリ優勝後にABCお笑いグランプリ優勝を達成したコンビは、史上初となりました。
この事実は令和ロマンが上り調子であることの証拠です。
令和ロマンがとても過酷なM1グランプリの連覇に挑戦していることが素晴らしいと感じました。
個人的にはぜひ令和ロマンが連覇することを期待しています。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
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