札幌市の動物園でレジャー施設であるノースサファリが札幌市から除去命令が出されるということで、話題になっています。
(ノースサファリは通称で、正式名はノースサファリサッポロ)
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除去命令というのは、事実上の閉園命令となります。
ノースサファリは20年間に渡って市街化調整区域の開発行為の許可を取らずに違法に開設し、営業してきました。
札幌市は20年間指導しましたが、会社が対応せず、このような事態となったのです。
ノースサファリといえば日本一危険な動物園と言われ、体験型テーマパークとして北海道だけでなく、全国から集まる有名な施設で、多くの動物を飼っています。
2025年2月14日のHTB北海道ニュースでは、「現在、162種・502頭の動物を飼育しています。」と報道されました。
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502頭の動物の運命はどうなるのでしょうか?
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まさか殺処分なんて残酷なことをしないと思いますが……
そうすると、動物たちの受け入れ先が必要になります。
今回はノースサファリの動物たちを受け入れてくれそうな施設について調べました。
・ノースサファリの動物たちの受け入れ先候補
ノースサファリサッポロの動物たちはどうなるの?
ノースサファリの動物たちは閉園になると、近隣の動物園に引き取られると考えられます。
ただし、2025年2月14日時点では本当に引き取られるかどうかは未定です。
今回は動物たちの受け入れ先の候補を調べましたので、紹介します。
ノースサファリサッポロの動物たちの受け入れ先候補紹介
ノースサファリの動物たちの受け入れ先候補は次の通りです。
・円山動物園
・旭山動物園
・ハイジ牧場
・羊ケ丘展望台
・栗山公園
この中では円山動物園が可能性としては高そうですが……
さすがに全部の動物を円山動物園だけで引き受けられないかと思いますので。
そうなるとちょっと距離は離れますが、旭山動物園なども候補となるのではないでしょうか?
あとは小動物などは近隣の動物と触れ合えるハイジ牧場なども候補として挙がるのではないかと思いました。
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それでは、それぞれの施設について詳しく紹介しましょう。
ノースサファリサッポロの動物たちの受け入れ先候補 ①円山動物園
ノースサファリの動物たちの受け入れ先候補の1つ目は円山動物園です。
【住所】
〒064-0959
北海道札幌市中央区宮ケ丘3-1
【ノースサファリからの距離】
・21.8km 車で45分
【営業時間】
・3月 ~10月 : 9:30~16:30
・11月~ 2月 : 9:30~16:00
【休園日】
・原則第2・第4水曜日
・8月第1・第4水曜日
・4月・11月 第2水曜日含む週の月~金曜日
・12月29日~31日
【入場料】
・大人 800円
・高校生 400円
・中学生以下・70歳以上の札幌市在住者・身体障害者と介助者 無料
【飼育動物】
(約150種類、約800頭)
・ホッキョクグマ
・ゴマフアザラシ
・ゼニガタアザラシ
・アジアゾウ
・キリン
・ダチョウ
・ミーアキャット
・ニホンザル
・コモンリスザル
・シロフクロウ
・エゾフクロウ
・オオワシ
・イヌワシ
・カンガルー
・スローロリス
・サーバルキャット
・サイイグアナ
・エゾヒグマ
・エゾシカ
・オオカミ
・レッサーパンダ
・ヒマラヤグマ
・ユキヒョウ
・アムールトラ
円山動物園では北海道にしか生息しない動物も多く飼育されています。
ホッキョクグマ館でホッキョクグマやアザラシが泳ぐ姿を見ることができます。
アフリカゾーンではキリンやカバ、ライオンなどの動物たちを屋内や小道から眺められます。
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動物たちの生き生きとした姿が見られるんですよね
ノースサファリサッポロの動物たちの受け入れ先候補 ②旭山動物園
ノースサファリの動物たちの受け入れ先候補の2つ目は旭山動物園です。
【住所】
・〒078-8205
北海道旭川市東旭川町倉沼
【ノースサファリからの距離】
・171.1km 車で2時間50分
【営業時間】
・2025年1月2日〜4月7日 10:30〜15:30
・4月26日〜10月15日 9:30〜17:15
・10月16日〜11月3日 9:30〜16:30
・11月11日〜12月29日 10:30〜15:30
【休園日】
・4月8日~4月25日
【入場料】
・大人(高校生以上)1000円
・中学生以下 無料
【飼育動物】
(約110種類、約650頭)
<アフリカの動物>
・ライオン
・カバ
・チンパンジー
・ワオキツネザル
・ダチョウ
・ヨーロッパフラミンゴ
<アジアの動物>
・エゾモモンガ
・アムールトラ
・ユキヒョウ
・シセンレッサーパンダ
・キタキツネ
・エゾフクロウ
・エゾユキウサギ
・オオワシ
・インドクジャク
<北アメリカの動物>
・シンリンオオカミ
・アライグマ
<中南アメリカの動物>
・ジェフロイクモザル
・カピバラ
・フンボルトペンギン
・チリーフラミンゴ
<南極周辺の島々の動物>
・キングペンギン
・ジェンツーペンギン
・イワトビペンギン
<北極圏の動物>
・ホッキョクグマ
・トナカイ
・シロフクロウ
旭山動物園は「行動展示」に力を入れている動物園として有名です。
(行動展示とは、動物それぞれの本来の能力や行動を発現できる環境をつくりあげ、展示する方法)
旭山動物園には、国内では旭山動物園だけのオンリーワン動物種(亜種)もいます。
ノースサファリサッポロの動物たちの受け入れ先候補 ③ハイジ牧場
ノースサファリの動物たちの受け入れ先候補の3つ目はハイジ牧場です。
【住所】
〒069-1459
北海道夕張郡長沼町東9線南2番地
【ノースサファリからの距離】
・52.3km 車で1時間40分
【営業時間】
・4月12日~4月30日 10:00~16:00
・5月1日~9月30日 10:00~17:00
・10月1日~11月9日 10:00~16:00
【休園日】
・11月10日~4月11日
・毎週水曜日(祝日除き)
【入場料】
・大人(中学生以上)1,100円
・小人(3歳~小学生) 550円
・幼児(3歳未満) 無料
【飼育動物】
<牛>
・ホルスタイン種
・ジャージー種
・ノルマンド種
・黒毛和牛
・褐毛和種
・日本短角種
・アンガス種
・ヘレフォード種
・テキサスロングホーン種
<羊>
・チェビオット
・サフォーク
・コリデール
・ポールドーセット
・マンクスロフタン
<山羊>
・日本ザーネン
・トカラ
<馬>
・ポニー
ハイジ牧場は名前の通り牛が多い牧場です。
ノースサファリには、ヤギヒツジゾーンがありますので、そこの動物なら引き受けられるかもしれません。
ノースサファリサッポロの動物たちの受け入れ先候補 ④羊ケ丘展望台
ノースサファリの動物たちの受け入れ先候補の4つ目は羊ケ丘展望台です。
【住所】
〒062-0045
北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
【ノースサファリからの距離】
・20.1km 車で45分
【営業時間】
・10月~5月 : 9時 ~ 17時
・6月~9月 : 9時 ~ 18時
【休園日】
・年中無休
【入場料】
・大人 600円
・小・中学生 300円
・未就学児童 無料
【飼育動物】
・羊
名前の由来となった羊が「羊さんのお家」で飼われています。
現在飼っている動物は羊のみですので、受け入れるとしても。ヤギヒツジゾーンの羊か羊と共生できる動物たちになると思いました。
羊ケ丘展望台というとクラーク博士の像で有名ですね。
ノースサファリサッポロの動物たちの受け入れ先候補 ⑤栗山公園
ノースサファリの動物たちの受け入れ先候補の5つ目は栗山公園です。
【住所】
〒069-1501
北海道夕張郡栗山町桜丘2丁目38−16
【ノースサファリからの距離】
・63.3km 車で1時間40分
【営業時間】
・4月29日~9月30日 10:00~17:00
・10月1日~11月3日 10:00~16:00
【休園日】
・11月4日~4月26日
【入場料】
・無料
【飼育動物】
(約15種類、約80頭)
・ポニー
・シカ
・サル
・ウサギ
・モルモット
・アヒル
・カモ
・オシドリ
・シナガチョウ
栗山公園には、なかよし動物園があります。
なかよし動物園の特徴は、ポニーやウサギ・モルモット・ヤギ・エゾシカにえさを与えることができるパクパクタイム。
水鳥の池やえさやりシューターでは、アヒルやオシドリ・シナガチョウなどの水鳥にえさを与えたり……
記念写真コーナーでは、エゾシカやクジャクと一緒に写真を撮ることができます。
ノースサファリサッポロの動物たちの受け入れ先についてまとめ
ノースサファリの動物たちの受け入れ先についてまとめます。
ただし、2025年2月14日時点では未定です。
【住所】
〒064-0959
北海道札幌市中央区宮ケ丘3-1
【ノースサファリからの距離】
・21.8km 車で45分
【営業時間】
・3月 ~10月 : 9:30~16:30
・11月~ 2月 : 9:30~16:00
【休園日】
・原則第2・第4水曜日
・8月第1・第4水曜日
・4月・11月 第2水曜日含む週の月~金曜日
・12月29日~31日
【入場料】
・大人 800円
・高校生 400円
・中学生以下・70歳以上の札幌市在住者・身体障害者と介助者 無料
【飼育動物】
(約150種類、約800頭)
・ホッキョクグマ
・ゴマフアザラシ
・ゼニガタアザラシ
・アジアゾウ
・キリン
・ダチョウ
・ミーアキャット
・ニホンザル
・コモンリスザル
・シロフクロウ
・エゾフクロウ
・オオワシ
・イヌワシ
・カンガルー
・スローロリス
・サーバルキャット
・サイイグアナ
・エゾヒグマ
・エゾシカ
・オオカミ
・レッサーパンダ
・ヒマラヤグマ
・ユキヒョウ
・アムールトラ
【住所】
・〒078-8205
北海道旭川市東旭川町倉沼
【ノースサファリからの距離】
・171.1km 車で2時間50分
【営業時間】
・2025年1月2日〜4月7日 10:30〜15:30
・4月26日〜10月15日 9:30〜17:15
・10月16日〜11月3日 9:30〜16:30
・11月11日〜12月29日 10:30〜15:30
【休園日】
・4月8日~4月25日
【入場料】
・大人(高校生以上)1000円
・中学生以下 無料
【飼育動物】
(約110種類、約650頭)
<アフリカの動物>
・ライオン
・カバ
・チンパンジー
・ワオキツネザル
・ダチョウ
・ヨーロッパフラミンゴ
<アジアの動物>
・エゾモモンガ
・アムールトラ
・ユキヒョウ
・シセンレッサーパンダ
・キタキツネ
・エゾフクロウ
・エゾユキウサギ
・オオワシ
・インドクジャク
<北アメリカの動物>
・シンリンオオカミ
・アライグマ
<中南アメリカの動物>
・ジェフロイクモザル
・カピバラ
・フンボルトペンギン
・チリーフラミンゴ
<南極周辺の島々の動物>
・キングペンギン
・ジェンツーペンギン
・イワトビペンギン
<北極圏の動物>
・ホッキョクグマ
・トナカイ
・シロフクロウ
【住所】
〒069-1459
北海道夕張郡長沼町東9線南2番地
【ノースサファリからの距離】
・52.3km 車で1時間40分
【営業時間】
・4月12日~4月30日 10:00~16:00
・5月1日~9月30日 10:00~17:00
・10月1日~11月9日 10:00~16:00
【休園日】
・11月10日~4月11日
・毎週水曜日(祝日除き)
【入場料】
・大人(中学生以上)1,100円
・小人(3歳~小学生) 550円
・幼児(3歳未満) 無料
【飼育動物】
<牛>
・ホルスタイン種
・ジャージー種
・ノルマンド種
・黒毛和牛
・褐毛和種
・日本短角種
・アンガス種
・ヘレフォード種
・テキサスロングホーン種
<羊>
・チェビオット
・サフォーク
・コリデール
・ポールドーセット
・マンクスロフタン
<山羊>
・日本ザーネン
・トカラ
<馬>
・ポニー
【住所】
〒062-0045
北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
【ノースサファリからの距離】
・20.1km 車で45分
【営業時間】
・10月~5月 : 9時 ~ 17時
・6月~9月 : 9時 ~ 18時
【休園日】
・年中無休
【入場料】
・大人 600円
・小・中学生 300円
・未就学児童 無料
【飼育動物】
・羊
【住所】
〒069-1501
北海道夕張郡栗山町桜丘2丁目38−16
【ノースサファリからの距離】
・63.3km 車で1時間40分
【営業時間】
・4月29日~9月30日 10:00~17:00
・10月1日~11月3日 10:00~16:00
【休園日】
・11月4日~4月26日
【入場料】
・無料
【飼育動物】
(約15種類、約80頭)
・ポニー
・シカ
・サル
・ウサギ
・モルモット
・アヒル
・カモ
・オシドリ
・シナガチョウ
以上、ノースサファリの動物たちを受け入れられそうな施設を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ノースサファリが閉園になった場合、札幌近郊の動物と触れ合える施設の紹介としても、参考にして下さい。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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