2024年7月11日に放送される『カンブリア宮殿』に「DGTAKANO」で代表取締役社長を務める高野雅彰(たかのまさあき)さんが出演されます。
高野さんは最大節水率95%を誇る節水ノズル「Bubble90」を開発し、今世界で注目を集めています。
世界に注目されるものを開発した高野雅彰さんはどんな人なんだろう?
このように気になった方もいらっしゃると思います。
そこでここでは「DGTAKANO」代表取締役社長の高野雅彰さんのプロフィールや経歴について調査してみました。
年齢、出身地、結婚・出身大学・経歴についてwiki風にまとめましたのでご覧ください。
高野雅彰(DGTAKANO社長)のwikiプロフィール経歴
「DGTAKANO」で代表取締役社長を務める高野雅彰(たかのまさあき)さんについてご紹介いたします。
「DGTAKANO」は東京台東区に本社を、大阪府東大阪市に工場&開発を置くメーカーです。
”世界を節水する”をモットーとし、水洗に関する製品の開発・製造・販売を行っています。
そんな「DGTAKANO」を率いる高野雅彰さんのプロフィールや経歴について見ていきましょう。
高野雅彰(DGTAKANO社長)のwikiプロフィール経歴 ①年齢
高野雅彰(たかのまさあき)さんの年齢は1978年4月20日生まれの46歳です。
(2024年7月現在)
実年齢よりかなりお若く見えますね。
新しいことに挑戦し続けておられるからでしょうか。
ご参考までに、1978年生まれの有名人たちにまとめてみました。
浜口 京子
雛形 あきこ
須藤 元気
DAIGO
麻生 久美子
なかやま きんに君
高野雅彰(DGTAKANO社長)のwikiプロフィール経歴 ②出身地
高野雅彰(たかのまさあき)さんは大阪府東大阪市のご出身です。
ご実家は業務用ガスコック(ガス漏れを防ぐ栓)を製造する、いわゆる町工場でした。
高野さんのおじいさまが創業し、お父さまが2代目として跡を継ぎます。
お父さまは経営者であると同時に、高度な技術を持つ切削加工(せっさくかこう)の職人で、海外から視察が来ることもあったそうです。
お父さまは日本の技術力を支える一人だったんですね…!
しかしそんなすごい技術を持ちながらも経営は苦しく、高野さんは”家業を継ぎたい”という気持ちにはならず、新たな道を探します。
その結果、ご実家の町工場も巻き込んだ現在のビジネスに発展するのですが、それについては後ほどご説明します。
高野雅彰(DGTAKANO社長)のwikiプロフィール経歴 ③結婚
次に高野雅彰(たかのまさあき)さんが結婚されているかについて調べました。
残念ながら結婚については公表されておらず、確かなことはわかりませんでしたが、
ネット上では未婚(独身)である、という情報が見つかりました。
世界を飛び回りながら新たな製品を開発し、取材もたくさん受けておられるようなので
プライベートに回せる時間がないのかもしれませんね…
結婚については続報がありましたらこちらでお伝えします。
高野雅彰(DGTAKANO社長)のwikiプロフィール経歴 ④学歴
高野雅彰(たかのまさあき)さんのは下記の通り高校、大学を卒業されています。
・兵庫県立龍野高等学校
・神戸大学経済学部
ではそれぞれについてご紹介します。
高野雅彰(DGTAKANO社長)の学歴 ①兵庫県立龍野高等学校
高野さんの出身高校は、兵庫県立龍野高等学校です。
兵庫県立龍野高等学校は創立120年を超える歴史のある高校です。
偏差値が高いためか生徒のほぼ全員が進学を希望し、半数が国公立大学に進学するそうです。
高野さんもここで優秀な同級生たちに囲まれ、切磋琢磨したのでしょうね。
高野雅彰(DGTAKANO社長)の学歴 ②神戸大学経済学部
高野さんは高校卒業後、神戸大学経済学部に入学、卒業されました。
神戸大学は、関西では京都大学、大阪大学に次ぐ難関大学です。
ここには書ききれませんでしたが有名企業の代表取締役として活躍されている方が多く、優秀な人材を輩出していることがよくわかります。
高野雅彰社長の会社「DGTAKANO」について
ここでは高野雅彰(たかのまさあき)さんが代表取締役を務める「株式会社DGTAKANO」について紹介いたします。
こちらの点に注目しながら紹介していきますのでご覧ください。
ではまずは「DGTAKANO」という会社についてご紹介いたします。
①「DGTAKANO」について
高野雅彰さんが社長を務める「DGTAKAN」と言う会社ですが簡単に説明するとこのような会社です。
「DGTAKANO」は東京台東区に本社を、大阪府東大阪市に工場&開発を置くメーカーです。
”世界を節水する”をモットーとし、水洗に関する製品の開発・製造・販売を行っています。
記事内
メーカーとはいいますが単純な一般的なメーカーとはちょっと違います。
「DGTAKANO」は社会の困りごとをデザイン思考をもって解決していこうとする、デザイン会社です。
あたまの「DG」は「デザイナーズギルド」すなわち「デザイン思考をもった組織」を意味します。
デザイン思考とはユーザー視点に立って課題を発見、解決していく考え方で、高野さんはこの考え方をとても大切に、ご自身の軸にされています。
現在は水洗製品の開発、販売がメインになっていますが、上記の考え方に逸脱しなければ節水業界にとらわれず参入していくつもりのようです。
では次に「DGTAKANO」の歩んできた経歴(沿革)についてご紹介いたします。
②「DGTAKANO」の経歴(沿革)について
高野さんが大学を卒業されてからDGTAKANOを設立し、現在のご活躍に至るまでの経歴(沿革)を一覧にまとめました。
(2005年頃)
・IT関連会社に就職
(2008年頃)
・IT関連会社を退職
・独立し「合同会社デザイナーズ・ギルド」を設立
・節水市場に商機を感じる
・節水ノズルの開発に着手
(父のサポートを得ながら開発進行)
(2009年)
・節水ノズル「Bubble90」の開発に成功
・ドイツ・ベルリンでの展示会に出品、反響を呼ぶ
・日刊工業新聞社主催「”超”モノづくり部品大賞」受賞
(2010年)
・「株式会社DG TAKANO」を設立
(2014年)
・販売会社「DG SALES」を設立
・飲食店を中心に「Bubble90」の販売数が大幅に増加
(倒産寸前だったが利益がV字回復した)
(2016年)
・父が経営する工場を吸収合併する
・父は「株式会社DG TAKANO」役員に就任。
技術面で高野さんを支える
(2023年)
・水洗いで汚れが落ちる食器「メリオールデザイン」を販売
設立からまだ20年ほどですが、多くの人を巻き込んで急成長していく様子がお分かりいただけたでしょうか。
では「DGTAKANO」の経歴(沿革)をポイントとなる4つの時期に分けて、それぞれの詳しいエピソードをご紹介します。
・就職~「Bubble90」開発
・「Bubble90」完成~上市
・「Bubble90」の拡販
・実家の継承~新製品の上市
「DGTAKANO」の沿革 ①就職~「Bubble90」開発
出身地の章でも紹介しましたが実家である町工場を継ぐつもりはなかった高野雅彰さん。
就職を試みますが「働きたい」と思える会社が見つからず、お父さまと同じように会社を持ちたいと考えるようになります。
大学卒業後、IT関連会社にて3年修業した後、独立。合同会社デザイナーズ・ギルドを立ち上げました。
この会社でIT事業を営んでいる中で、節水のニーズに可能性を感じ、節水ノズルの開発を決意。
ご実家の切削加工技術が有用と考え、開発にはお父さまも携わります。
加えてご自身でも加工機のプログラミングを独学で習得し、開発を加速させました。
ちなみにこのプログラミング技術、本来なら習得に1年かかるところを高野さんはわずか3か月でマスターしたそうです。
周囲を巻き込むだけでなく、ご自身も寝る間を惜しんで努力をされたんですね。
「DGTAKANO」の沿革 ②「Bubble90」完成~上市
このように「Bubble90」の開発を進めていた高野雅彰さんですが
1年の開発期間を経て節水ノズル「Bubble90」を完成させます。
早速ドイツの展示会でお披露目し、注目の的に。
さらに「Bubble90」は日本の産業や社会の発展に役立つ部品を表彰する「“超”モノづくり部品大賞」でグランプリを獲得。
確かな手応えを感じた高野さんは2010年に「株式会社DGTAKANO」を設立し、販売をはじめます。
しかし順風満帆に思えたのもつかの間、「Bubble90」の販売は伸び悩みました。
当時は東日本大震災の直後で、世の中の節約対象は”水”ではなく”電気”だったことも要因の一つです。
確かに当時は、とにかく電気を使わないように!という報道ばかりでしたね
「DGTAKANO」の経歴 ③「Bubble90」の拡販
このように経営が伸び悩んでいた高野雅彰さんが社長を務める会社「DGTAKANO」ですが
4年間大きな契約が取れず、倒産寸前まで追い込まれたところで、新たな転機が訪れます。
顧客ターゲットを一般消費者から飲食店に変えたことで、販売が急速に拡大し、業績も改善しました。
最初は無償で試用してもらい、1~2か月後に光熱費代が大幅ダウンした店舗オーナーから慌てて電話がかかってくる、ということが何度か続いたそうです。
そこからは注文が殺到し、生産拠点であるご実家の工場も回らない状態になるほどでした。
2024年3月時点の情報では、全国の大手レストランチェーンの80%、スーパーの50%が「Bubble90」を導入しているとのこと。
また2024年1月からは、一般家庭向けにも販売が開始されています。
ギリギリのところで苦難を乗り越え、復活するなんて、まるでドラマのようです!
「DGTAKANO」の経歴 ④実家の継承~新製品の上市
「Bubble90」の売れ行きが良くなり、会社も持ち直した高野さんは、2016年にお父さまの会社を吸収合併する形で継承しました。
お父さまは「DGTAKANO」の役員として会社に残り、主に技術面で高野さんをサポートされているそうです。
確かな技術力と企業としての体力を獲得した「DGTAKANO」はさらなる高みを目指し、
2023年には水洗いのみで汚れが落ちる食器「meliordesign(メリオールデザイン)」の販売を始めました。
以上が「DGTAKANO」に関する経歴(沿革)となります。
ちなみに高野さんのように、先代の会社をそのまま継ぐのではなく、コア技術のみを引き継いで新たな事業を立ち上げるビジネスモデルは「ベンチャー型事業承継」と呼ばれ、
近年、高い技術を持ちながらも廃業を余儀なくされる中小企業が多い日本で特に注目されています。
高野雅彰(DGTAKANO社長)がカンブリア宮殿に出演
2024年7月11日に放送される『カンブリア宮殿』に「DGTAKANO」で代表取締役社長を務める高野雅彰(たかのまさあき)さんが出演されます。
『日経スペシャル カンブリア宮殿 〜村上龍の経済トークライブ〜』とは、テレビ東京系列局などの地上波テレビ局、日経CNBCで放送されているトーク・情報・ドキュメンタリー番組です。
高野さんはこれまで開発してきた製品や今後の展望について紹介される予定です。
大阪の下町からビジネスをはじめ、世界を相手に躍進する「DGTAKANO」の軌跡、そしてこれからのビジョンについて語ってくれるようですね。
放送が楽しみです!
高野雅彰(DGTAKANO社長)のwikiプロフィール経歴まとめ
ここまで「DGTAKANO」代表取締役社長の高野雅彰(たかのまさあき)さんのプロフィール経歴についてご紹介いたしました。
プロフィール経歴についてwiki風にまとめた一覧がこちらになります。
もともとは「40歳までにお金をたくさん稼ぎ、早々に引退するつもりだった」という高野さん。
現在47歳ですが引退は延期されているようです。
唯一無二の製品をつくり、拡販を果たしてもなお、新たな高みを目指しつづけているのは
高野さんにとってビジネスがお金稼ぎのためだけでなく、面白みを感じる魅力的な存在になったからかもしれません。
そのあたりのお考えもいつか聞けたら嬉しいです!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
【この記事を執筆した人】
コメント
1978年生まれの46歳 独身です
兵庫県立龍野高等学校ではなく
大阪府立八尾高等学校です
本人のfacebook友だちには公開されてます
コメントありがとうございます
年齢間違えてましたね…
ご指摘ありがとうございます
高校についての情報もありがとうございます!
こちら参考にさせていただきますね。