日本テレビの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で、2024年2月2日、放送4時間前という異例のタイミングで番組内容の差し替えが発表されました。
「撮影協力先について確認事項が発生したため」という簡潔な説明のみで行われた今回の変更。
その背景には、統一教会関連団体の出演が予定されていたという噂も出ておりました。
そこでここでは「世界の果てまでイッテQ!」の番組の差し替えの背景に統一教会が関わっていたというのは本当なのか調査した上で
過去にもあったイッテQの不祥事(オセロ、ベッキー、手越祐也の降板や祭りのやらせ問題など)様々な騒動についてもまとめてみましたのでご覧ください。
イッテQの番組差し替えについて経緯を解説
2024年2月2日、日本テレビの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で突然の放送内容変更が発表されました。
この前代未聞の事態について、発表から実際の放送内容まで詳しく見ていきましょう。
番組差し替えの発表内容
番組側は突然の変更について、以下のように説明しています
実際の放送内容の変更点
当初予定されていた韓国での企画が差し替えられ、別の企画が放送されることとなりました。
変更発表からわずか4時間後の放送となったため、視聴者からは驚きの声が相次ぎました。
これだけだったらいったい何が起きたの?
って思っちゃいますよね
イッテQの番組差し替えの理由は何故?
この突然の番組差し替えの背景には、意外な事実が隠されていました。
SNSでは統一教会との関係を指摘する声が上がり、その真相について大きな注目が集まることとなりました。では、実際の理由について詳しく見ていきましょう。
統一教会が関わっているってホント?
SNS上で話題となった情報によると、当初予定されていた韓国での企画に「リトルエンジェルス」という芸術団体が関わっていたことが判明。
この団体は、以下の特徴を持つことが分かりました
統一教会は何故だめなの?
統一教会の何がダメなのかですが。
これは統一教会を巡る問題点については2022年の安倍晋三元首相銃撃事件の時に関連が報道され以後大きな騒動となったことは記憶に新しいかと思います。
これだけ多くの問題を抱えていた統一教会。
2025年現在フジテレビによる不祥事問題が騒がれる中、ここで放送してしまっていたら視聴者やスポンサーは黙ってはいなかったのではないでしょうか。
まあなんで撮影してしまったのかということが疑問ですが
(知らなかったのかな…)
とりあえず事前に気づけてよかったというところでしょうか
SNSでの反応や視聴者の声
SNSでの視聴者の声をまとめてみるとこのような意見が見られました。
このように様々な意見が見られますが、かつて様々な不祥事を起こしてきたイッテQ
今回は事前に気づけて良かったですが次にこれまでのイッテQ関連の不祥事についてまとめてみました。
これまでのイッテQの不祥事関連
実は「世界の果てまでイッテQ!」には、過去にも数々の問題が発生していました。
MCの突然の降板や企画内容への疑惑など、15年以上の放送期間の中で様々な課題に直面してきたイッテQ
ここではそれらの経緯について時系列順に紹介していきます。
これまでのイッテQの不祥事関連 ①オセロ降板
2007年2月の番組スタート時から、内村光良のサポート役として活躍していたのが「オセロ」の中島知子さんでした。
オセロは松嶋尚美と中島知子のコンビで、特に中島知子さんは独特の言い回しやキャラクターで番組に欠かせない存在となっていました。
しかし、この安定した状況は突然の転機を迎えることになります。
このように中島知子さんの不祥事問題が次々と明らかになり降板となりましたが
このオセロの降板は、後に「イッテQの呪い」と呼ばれる女性MC降板の始まりとされています。
実際、その後も
と、松島尚美さんは出産のためではありますが、女性MCが次々と番組を去ることとなり
業界内では「イッテQのMCをすると、スキャンダルが発覚する」という妙なジンクスが生まれるきっかけとなったのです。
当時、中島知子さんの休養発表は突然のことで、視聴者だけでなく、番組関係者にとっても予期せぬ出来事でした。
特に、それまでの中島知子さんは、スキャンダルとは無縁のイメージだったため、この一連の出来事は多くの人々に衝撃を与えることとなりました。
オセロ以降、番組は女性MCの起用に慎重になったとも言われていますが、その後もベッキーさんの不倫騒動など、女性タレントを巡る問題は続いていくことになります。
では続いてベッキーさんの不祥事について紹介致します。
これまでのイッテQの不祥事関連 ②ベッキー降板
2016年初頭、当時”タレントの鏡”とも呼ばれ、清廉なイメージで10本以上のレギュラー番組を持っていたベッキーさんに、大きなスキャンダルが発覚しました。
これによりベッキーさんはイッテQを降板しております。
このように再びスキャンダルとは無縁と思われていた女性MCの不祥事による降板ということで
イッテQの呪いという言葉は業界で広まることとなり、その後の女性MC探しは難航したということです。
現在は主にいとうあさこさんや内村さんが進行しているよね
これまでのイッテQの不祥事関連 ③手越降板
2020年、コロナ禍での行動が問題視された手越祐也さんの降板は、特に社会的な影響の大きな問題となりました。
手越さんの問題についてはコロナ禍という特殊な社会状況の中での緊急事態宣言下での問題だったため社会的にも大きな問題となりました。
若手メンバーとして人気を集めていた中での突然の降板で社会的責任が強く問われた事例であったと言えます。
その後ユーチューバーとして活動していた手越祐也さんでしたが、2024年には再び表舞台へと進出しております。
このように出演者に不祥事が起きて降板となることが起こって、半ば都市伝説ともなっているイッテQの呪い。
しかしこれ以外にも大きな不祥事が起きた事もありました。
これまでのイッテQの不祥事関連 ④祭りヤラセ問
2018年11月、週刊文春の報道をきっかけに、人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で問題が発覚しました。
祭りヤラセ問題の詳細:
【問題となった祭りの内容】 ・2018年5月20日放送:ラオスの「橋祭り」 ・2017年2月12日放送:タイの「カリフラワー祭り」
【週刊文春の指摘】 ・「そんな祭りは存在しない」 ・番組のために用意された企画だった ・実際の開催実績や経緯に誤りがある
【日本テレビの対応】 ・初期対応:
- 「誤解を招く表現があった」と説明
- 「やらせ疑惑」については否定
・最終的な説明:
- 一部の「祭り」において開催実績や経緯の説明に誤りがあったことを認める
- 大久保好男社長が記者会見で謝罪
- 企画の「当面休止」を発表
【放送倫理・番組向上機構(BPO)の判断】 ・2019年7月、以下の見解を発表:
- 程度は重くないものの放送倫理違反があったと判断
- 制作過程の重要部分を制作者側が把握していなかった
- 視聴者を誤解させる表現があった
【具体的な問題点】 ・コーディネート会社の関与:
- 番組の意向で現地コーディネート会社が主催者に提案
- 実質的な主催者となってイベントを開催
- 場所や時期を変更して開催したケースも
・費用面の問題:
- 撮影経費の中から開催費用を支払い
- 賞金や参加費、協力費などの支出
・制作体制の課題:
- 現地での準備過程の把握が不十分
- 「祭り」の定義があいまい
- 視聴者への説明不足
【番組側の反省と対応】
・「祭り」の解釈を拡大しすぎていたことを認める
・視聴者に誤解を与える表現があったことを謝罪
・企画の一時休止を決定 ・制作体制の見直しを実施
【視聴者への影響】
・「イッテQ!」の看板企画の一つが休止
・番組の信頼性に疑問符
・制作サイドの姿勢を問う声も
この問題の特徴は、単なる演出の問題ではなく、番組制作における構造的な課題が浮き彫りとなった点です。
特に、海外ロケにおける現地コーディネーターとの関係性や、制作過程の管理体制などについて、重要な教訓となりました。
また、この問題は、バラエティー番組における「やらせ」の定義や、視聴者との信頼関係のあり方について、テレビ業界全体に一石を投じる結果となったとも言えます。
イッテQの番組差し替えの理由や不祥事についてまとめ
ここまで「世界の果てまでイッテQ!」で発生した様々な問題について紹介してきました。
今回の番組差し替え問題から過去の不祥事まで、改めて時系列順に整理していきましょう。
今回の統一教会関連団体の問題については、早期の対応により大きな混乱は避けられましたが、事前確認の重要性が改めて浮き彫りとなりました。
今後も人気番組として継続していくためにはより慎重な企画制作体制の構築 や協力団体の徹底した事前調査などが重要となっていくのではないでしょうか。
フジテレビ問題に揺れる現在、テレビ局の不祥事に世間は敏感となっております。
そのため事前に防げたということもあるのかもしれません。
テレビ局に関わる方々は
より一層の注意が必要となってきますね
これらの取り組みに注目ですね
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
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