国民的アニメ初代ドラえもん役で知られる大山のぶ代さんが2024年9月29日に逝去されたことがあきらかになりました。
まず、大山のぶ代さんのご冥福をお祈り申し上げます。
大山のぶよさんは生前、日本のアニメ黎明期から現代までアニメの発展に重要な役割を担って来られ、ドラえもんだけでなくサザエさんもそのひとつです。
代表作のドラえもんについては1979年から2005年までの約26年間担当され、知らない人はいないと言っても過言ではありません。
ドラえもんという大役を長年勤めて来られた大山のぶよさんですが、ドラえもんの他にも代表的な作品で主演があり、その作品も皆さんに身近な有名作ばかり。
今回は、大山のぶ代さんのデビュー作やブレイクした作品、ドラえもんの卒業後の作品にも焦点を当て、大山のぶよさんを偲びたいと思います。
【大山のぶよさんについて】
・「サザエさん」で務めたキャラクター
・デビュー作
・ブレイク作品
・主演作品
・ドラえもん後の作品
大山のぶ代がドラえもん以外でサザエさんにも出ていたってホント？
大山のぶ代さんといえばドラえもん役が印象的ですが、ドラえもん以外の作品「サザエさん」にも出ていたってホントなのでしょうか?
ドラえもんの声として世間に認知されている大山のぶよさんですが、ドラえもん以外にもたくさんの有名作品に出演されているのです。
その有名作品のうちのひとつである「サザエさん」では何役を務められたのかやドラえもん以外で演じていた役（キャラ）についてお伝えしたいと思います。
大山のぶ代がドラえもん以外でサザエさんで演じていた役は何？
大山のぶ代がドラえもん以外でサザエさんで演じていた役は「磯野カツオ」です。
磯野カツオ役初代として、1969年10月5日から1969年12月21日までの約２ヶ月間務めていらっしゃいます。
約２ヶ月間の短期間での降板理由として、後にラジオ番組で大山のぶよさんご本人が自主降板を申し出たと話しています。
自主降板の理由は、制作会社エイケンの鷺巣政安氏によると、大山さんの妊娠による自主降板ということです。
初代磯野カツオ役をされていたとは知りませんでした。
大山のぶ代がドラえもん以外で演じていた役（キャラ）について
大山のぶ代さんといえば一番に思い浮かぶのがドラえもんですが、大山さんがドラえもん以外で演じていた役（キャラ）についても調べてみました。
大山さんの出演作品は、アニメ黎明期において有名なものばかり。
アニメ業界の先陣をきって、声優という仕事を確立してきた大山のぶよさんの「デビュー作品」「ブレイク作品」「主演作品」「ドラえもん後の作品」についてまとめましたのでご覧ください。
大山のぶ代がドラえもん以外で演じていた役（キャラ）について ①デビュー作品
大山のぶ代さんのデビュー作は、名犬ラッシーのポーキー役となっています。
元々は俳優座に所属し、田中邦衛さんなど名だたる著名人と同期であり女優としての活動をしていた大山のぶ代さん。
養成所時代からNHKドラマ「この瞳」でドラマデビューを果たすなど女優活動をする中で、特徴的なハスキーボイスが関係者の目に留まり声優としても活動するようになりました。
1957年9月放送「名犬ラッシー」のポーキー役の後は、1960年人形劇「ブーフーウー」のブー役がきっかけとなり、次第に声優の仕事が増えていきました。
特徴的なハスキーボイスが評価され、少年役を多く演じられています。
大山のぶ代がドラえもん以外で演じていた役（キャラ）について ②ブレイクした作品
大山のぶ代さんがドラえもん以外で演じていた役でブレイクした作品には、「リボンの騎士」「ハクション大魔王」「妖怪人間ベム」などがあります。
どの作品もアニメ黎明期を支えた有名なアニメです。
・リボンの騎士
・ハクション大魔王
・妖怪人間ベム
・巨人の星
ブレイク作品に欠かせない声優として、引っ張りだこの人気声優となった大山のぶよさんです。
名だたる名作ばかりですね。
大山のぶ代がドラえもん以外で演じていた役（キャラ）について ③主演だった作品
大山のぶ代さんがドラえもん以外で演じていた役（キャラ）について主演作品を調査いたしました。
一覧にまとめましたのでご覧ください。
・ハッスルパンチ(パンチ役)
・ハリスの旋風(石田国松役)
・のらくろ(のらくろ役)
・国松さまのお通りだい(石田国松役)
・ハゼドン(ハゼドン)
・無敵超人ザンボット3(神勝平)
大山のぶ代がドラえもん以外で演じていた役（キャラ）について ④ドラえもん後の作品
大山のぶ代がドラえもんを卒業した2005年3月以来のアニメ出演となったのは、2013年深夜アニメ「ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生TheAnimation」です。
2010年のPSP用ゲームソフト「ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生」にモノクマ役として出演し、その後のアニメ化の際に続投しました。
アニメの活動はダンガンロンパのみとなり、音響芸術専門学校の校長就任とともにカリキュラム編成や声優・アナウンス専門課程で授業を担当するなど指導の場に立たれました。
現役で声優の仕事をこなす一方で、若手の育成ににも尽力されていたのですね。
大山のぶ代がドラえもん以外で演じていた役（キャラ）についてまとめ
大山のぶ代さんがドラえもんをはじめとした、「サザエさん」「巨人の星」など不朽の名作に欠かせない声優としてのご活躍についてまとめてきました。
デビュー作品、ブレイク作品、主演作品、ドラえもん後の作品について一覧にまとめましたのでご覧ください。
【サザエさんで演じた役】
・磯野カツオ(初代)
【デビュー作】
・名犬ラッシー(ポーキー役)
【ブレイク作品】
・リボンの騎士(眠りの精サンド)
・ハクション大魔王
・妖怪人間ベム(ジャム)
・巨人の星
【主演作品】
・ハッスルパンチ(パンチ役)
・ハリスの旋風(石田国松役)
・のらくろ(のらくろ役)
・国松さまのお通りだい(石田国松役)
・ハゼドン(ハゼドン)
・無敵超人ザンボット3(神勝平)
ドラえもんの声優として視聴者の記憶に残り、晩年まで声優として現役で活動しながら若手育成に尽力されるなど声優界に欠かせない存在の大山のぶ代さん。
アニメ黎明期から日本のアニメ界において引っ張りだこの人気声優の地位を築き、世代を超えて愛されてきました。
大山のぶよさんが遺してくれた作品の数々が、これからも視聴者へと届けられると嬉しいなと思います。
最後に改めて、大山のぶよさんのご冥福をお祈り申し上げます。
お読みくださりありがとうございました。
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